「Farm-to-Table」(所謂「地産地消」)コンセプトを1970年代から提唱し続けてきたアリス・ウォーターズさんオーナーの店。オーガニック・プロダクト、スロー・フード運動に賛同する人にとって、今や当店は「聖地」となっている。 奥に美しいオープン・キッチンを配する1階は、日替わりのコース1本立て(つまり、メニューはない)で、月曜日$65、火・水・木曜日$85、金・土曜日$100。2階はアラカルト専門のカフェとなっているが、これらは「2つの別のレストラン」と考えて頂きたい。
長年、サンフランシスコ・ベイエリアの人気店を食べ歩いてきた人達の間でも、常にトップ3に挙げるであろう老舗中の老舗。変形三角形の店舗は、1階半分を占めるバー・カウンター、中2階と1階奥のダイニング・スペース。全体にロフトのようなモダン&コージーな雰囲気となっている。 オーガニック&サステイナブル農法による食材を使用、メニューは日替わり。注文を受けてから釜でローストするチキン(従って約1時間必要)は看板ディッシュであるが、フレッシュな生牡蠣も見逃せない。ランチなら、フォカッチャをバンにしたハンバーガーが素晴らしい。
リゾート「Solage」の中にあるモダンなレストラン。テラスを大きく取ってあり、気候の良い日のランチには最適。ナパ・ヴァレー南部の「ビストロ・ドン・ジョヴァーニ」同様、ここはヴァレー北部の「ワイナリー業界人御用達」の店となっている感あり。 二人分で1オーダーの「Lucky Pig」(豚肩肉のロースト)も人気だが、当店の強みは、新鮮な季節の野菜・果物を使った前菜&サラダにあると思われる。
755 Silverado Trail, Calistoga, CA 94515
http://www.solagecalistoga.com/dining
Tel: 707-226-0850
北カリフォルニアでミシェラン三ツ星を獲得しているレストランは2店のみで、当店はその内の一つ。(もう一店は、同じくナパ・ヴァレー内の「フレンチ・ランドリー」)2012年1月に、ダイニング・ルームとキッチンの大改装を行い、斬新かつ繊細なディッシュに、より一層の磨きがかかっている。 1976年生まれのシェフ、Christopher Kostow氏は、見た目「やんちゃなスケボ青年」でありながら、彼が提供するディッシュはどれも大変アーティスティック。アラカルトはなく、9~10皿のコースが$225、「シェフ’s カウンター・メニュー」が$500。身も心もドレスアップして訪れて頂きたい。
900 Meadowood Lane, St. Helena, CA 94574
http://www.therestaurantatmeadowood.com/noqt
Tel: 707-967-1205
2011年にオープンして以来、飲食業界人、食べ歩き大好き族の間で評判になっている店。何が評判なのかというと、その提供のスタイル。メニューには「温かい」アントレとデザートしか載っておらず、残りの冷菜、 室温ディッシュは、スタッフがカートに乗せて、店内を回る。そう、飲茶スタイルだ。店名にもなっている州の鳥「Quail」ウズラはカリっと揚げられており、外せない一品。日毎、トッピングは替わるが牡蠣もナイス。
1529 Fillmore Street, San Francisco, CA 94115
http://statebirdsf.com
Tel: 415-795-1272