スペインのタパスを提供する人気店。煉瓦で埋め尽くされた壁側には２～３人用のテーブル席、バー・カウンターは８席ほど、そして店の真ん中には長テーブルがあり合席スタイル。 女性一人でもバー・カウンターで軽く食事をする、という事がさりげなくできてしまう雰囲気がGood。ここでお腹を満たした後は、お隣の「バブル・ラウンジ」でシャンパーニュかスパークリングをどうぞ。
注）当店は、予約を取りません。

サンフランシスコには、「ここヨーロッパのどこか？」と思えてしまうような路地があちこちにある。Claude Lane（クロード・レーン）もそんな路地の一つで、そこにカフェ・クロードがオープンしたのが、もう20数年前。 以来、今日に至るまで「パリのカフェ」的雰囲気を絶やさず提供し続けてきている。エスカルゴ、ステーキ・タルタル、鴨のコンフィ、コ・クァ・ヴァンなど、お馴染みフレンチ・ビストロ・メニューが恋しくなったら、ここへどうぞ。

ミシェラン三つ星「フレンチ・ランドリー」のオーナー Thomas Keller氏経営の店。フレンチ・ランドリーとは、キッチンもシェフも内容もまったく異なり、こちらは典型的フレンチ・ブラッセリー。 かしこばらずに気軽に食事を楽しんで頂きたい。ランチ時間からノンストップで夜遅くまで開いているのを利用して、遅いランチを取ったり、ナイトキャップ代わりのチーズ＆デザート＆食後酒に立ち寄るのが洒落ている。

クロード・レーンとベルデン・プレイスは、「Food Alley」と呼んでも良いくらい、ヨーロピアン・ビストロが軒を並べる路地。前述の「カフェ・クロード」と同じ路地クロード・レーンにある当店は、戦前のキャバレーはこんな感じだったのかもと思わせるグラマラスで魅惑的な内装。 スペイン南部料理を基本に、中２階席では、コース料理＆アラカルト、１階のバー・エリアと路地に突き出した軒先エリアでは「コンパルティール」（シェア）メニューが出される。スペイン・ワインの品揃えもさることながら、シェリーのラインアップも凄い。

オープンして14年、フレンチ・ブラッセリーの老舗的存在になっている。オニオン・スープやコ・クァ・ヴァン等の定番ディッシュも良いけれど、Raw Barの牡蠣、各種チーズ、スパイシー・ポーク・ミートボールもナイス。パティシエ、ビル・コルテット氏監修のデザートもお見逃しなく。 オペラ座、シンフォニー・ホールが近く、開演前後はいつにもまして賑わうが、もともと当店のあるヘイズ・ヴァレー地区は、洒落たブティック、セレクト・ショップ、バー＆カフェが集中しているエリアで、そぞろ歩きをしてから食事に、というパターンが楽しい。平日だとランチ時間から深夜までノンストップで開いている。