SOMAとして知られるサウス・オブ・マーケットは、たくさんのグルメレストラン、ミュージアム、ハイテクのシアターやナイトクラブ、アートセンター、ショッピングセンターなどができ、
近年とてもおしゃれな地区になりました。近代美術館、ヤーバ・ブエナ・センター、コンテンポラリー・ジューイッシュ・ミュージアムは最も重要な美術館です。
エンバカデロは、サンフランシスコ湾に面したウォーターフロントに沿って植えられたパームツリーの並木がある通りで、湾、ベイ・ブリッジそして町の美しい風景を提供しています。AT&Tパーク
は野球場で、ジャイアンツのホームで、エンバカデロの南の方角に位置していて、アンティークでカラフルな路面電車の”Fライン”は、フィッシャーマンズ・ワーフエリアとエンバカデロからマーケット・ストリートまでをつないでいます。
ダウンタウンにある7つの丘の1つ、ノブ・ヒルはその下に広がるファイナンシャル・ディストリクトや垣間見える美しい湾の景色で特に有名です。このノブ・ヒルには、伝統と格式を誇るいくつかのホテルが堂々と建っていて、
近くにはパリのノートルダム寺院の建築形式を取り入れた大聖堂グレース･カテドラルやケーブルカー・ミュージアムなどがあります。ノブ・ヒルからカリフォルニア･ストリートの急な坂を東へ下っていくと、
バンク・オブ・アメリカの高層ビルやトランスアメリカのビルがあり、その突き当たりはエンバカデロ・センターがあります。
「世界で一番曲がりくねった通り」として知られるロンバート･ストリートは、花の植栽で囲まれた8カ所のカーブがあり、サンフランシスコで最も多く写真を撮られた通りです。おしゃれなロシアン・ヒルの頂上に位置し、ケーブルカーで行けます。
7つの丘の1つとして知られるテレグラフ･ヒル。その丘にあるコイト・タワーの最上階からは、360度の大パノラマでサンフランシスコが一望できます。そしてタワーの１階では、メキシコ人の壁画家として有名なディエゴ・リベラに影響された25人の画家たちが描いたアメリカ大恐慌の壁画を見学することもできます。
奇抜でユニークそして自由気ままな感覚をそのまま反映したお店やレストランが並ぶこの地区で、一斉を風靡した「ヒッピー」が発祥したのは1960年代。
今もその当時のなごりを残すヘイト・ストリートは、「サマー・オブ・ラブ」を高らかに謳歌した「ヒッピー」の精神を受け継いでいる人や懐かしむ人達でいつも賑わっています。
完全に人工のこの美しい公園は、都会にある公園としては世界で一番大きい公園のひとつ。太平洋まで続いているゴールデンゲート・パークの長さは約5km、幅は約1kmもあります。驚くほどバラエティーに富んだ植物、美しい森林のエリア、
エキゾチックな庭、自転車専用道路、ピクニック・エリア、数々の小さな湖、公園中心部にはデ・ヤング・ミュージアム、カリフォルニア・アカデミー・オブ・サイエンス、そして日本庭園（ジャパニーズ・ティー・ガーデン）もあります。
サンフランシスコのシンボル、雄大なゴールデンゲート・ブリッジは、建築技術の最高傑作ともいえます。世界大恐慌の最中の1937年に35億ドルの費用をつぎこんで完成したもので、この吊り橋は湾の北部から、
マリン・カウンディーとサンフランシスコを結んでいます。周囲の風景美と調和するそのユニークなレンガ色のこの橋は、素晴らしいサンフランシスコ・ベイから太平洋への唯一の門として浮かんでいます。