乗客もクルーもみんなで海賊に!? 花火もあがる船上パーティ
ディズニーのパーク & リゾートでしか体験で
きなかった極上のエンターテインメントとともに
クルーズが楽しめる!
初就航以来、常に進化を続けるディズニー・クルーズラインから3隻目にあたる『ディズニー・ドリーム』でカリブ海クルーズへ。
スリル満点!
アクアダック・
ウォーターコースター
1999年からディズニーの夢とエンターテインメントを乗せて就航しているディズニー・クルーズライン。 2012年春には4隻目にあたる『ディズニー・ファンタジー』の初航海、夏にはニューヨークからの新航路を開設など、心躍るニュースが次々と飛び込んできます。 今回は2011年1月に就航した『ディズニー・ドリーム』に乗船してきました。
- 遊び心いっぱいの船体ロゴ
- ポート・カナベラルから出港
楽しむ
ディズニーといえばキャラクター。パーク&リゾートでお目当てのキャラクターと会えなくてがっかり……という経験はありませんか?
ディズニー・クルーズラインでは、各キャラクターのスケジュールが船内新聞(Personal Navigator)に記載されていますので、 その時間にその場所へ行けば必ず会うことができます。手元に船内新聞がないときでも、クルーに聞けばすぐに教えてくれるので、 ミッキーマウスと何度も写真撮影やハグをすることも!
メイン・ダイニングルームの『アニメーターズ・パレット(Animator's Palate)』は、 大ヒットアニメ映画『ファインディング・ニモ』をイメージしたレストラン。最初はキャラクター・ダイニングを想像していたので、 店内にキャラクターがいなくてちょっと拍子抜け……でも、しばらくすると、壁に掛かっている白黒のスケッチがだんだんと色鮮やかになって、いきいきと動き始めます。 やがて泳ぎ回っていたウミガメのクラッシュがガラスの向こうから「そこの赤いTシャツを着た君、ご機嫌いかが?」などと話かけてくるので、子供達は大はしゃぎ! 名前を呼んでくれたり、質問に答えてくれたり、『ファインディング・ニモ』の登場人物の一人になった気がします。 このレストランだけでなく、船内にはインタラクティブな絵画がたくさんありますのでお見逃しなく!
また、充実しているのがウォーターパークで、幼児用の水遊びパーク、子供専用プール、ファミリープール、大人専用プールなど、いくつかの専用エリアに分かれています。
中でも目玉は『アクアダック』と呼ばれるウォータースライダー。最上デッキから透明のチューブ内を浮き輪に乗って滑り降りる船上ウォータースライダーで、
チューブの一部は船から飛び出しており、はるか下にある海面が見えたり、デッキを駆け抜けたりとスリル満点!
- 楽しい仕掛けがいっぱいの
『アニメーターズ・パレット』での食事
- 大人のみが利用できる落ち着いた空間、
『クワイエット・コーブ』のプール
- 独自のシステムで絶大な人気を誇る
キッズ・プログラム
- キャスタウェイ・ケイにある
海上ウォータースライダー
船内だけでなく、ウォルト・ディズニー・カンパニーが所有しているプライベート島『キャスタウェイ・ケイ』にもディズニーのアイデアがいっぱい。 例えば、シュノーケリング用具をレンタルして、コバルトブルーの海に飛び込むと、海底にミッキーマウスや潜水艦のオブジェが! これは海洋生物学者とディズニーが共同で製作した人工漁礁(魚の溜まり場)だそうで、カリブのカラフルな魚たちとのんびり泳ぐことができます。 他にも海上にウォータースライダーが完備されていたり、島内のあちこちに愉快なオブジェが隠れていたり、もちろんジェットスキーやパラセイリングなどの マリン・アクティビティにも参加できます。郵便局もあり、消印が『キャスタウェイ・ケイ』になるので、クルーズ乗船記念に送ってみてはいかがでしょうか。
カップルにもおすすめできる大人のため
の空間
船内すべてがディズニー・キャラクター尽くし、という訳ではありません。大人がゆっくり過ごせる、落ち着いた雰囲気のバーやレストランも用意されています。 例えば、シャンパンバー『ピンク(Pink)』、パリやニューヨークなどの夜景をモチーフにしたカクテルバー『スカイライン(Skyline)』、映画『レミーのおいしいレストラン』 にちなんだフレンチ・レストラン『レミー(Remy)』など。プライベート島『キャスタウェイ・ケイ』にも大人専用のビーチがあり、ヨガのレッスンが開催されます。
また、お子様連れのご家族でも、年齢に応じたキッズ・プログラムが充実していますので、大人だけの時間が取りやすいのがうれしいところ。 スパやサロン、食事やバーなど、この機会におふたりだけの時間をゆっくり楽しまれてはいかがでしょうか。
乗船前には、ディズニーならではの様々な仕掛けやアクティビティ、キャラクター・グリーティングを楽しみにしていましたが、実際に乗船してみて実感したのは、 クルーズ・オフィサーやクルーの溢れんばかりのホスピタリティ。乗船時にはグループごとにクルーズ・オフィサーが『Welcome Aboard!』と盛大な拍手とともに歓迎、 メイン・ダイニングではサーバーが名前を呼んで、食事のたびに笑顔で迎えてくれます。クルーやハウスキーパーは廊下ですれ違うたびに 『楽しんでいますか? 必要なものはありませんか?』とごく自然に声を掛けてくれるので、心の奥底からゆったりとした気持ちになれます。
フレンドリーなおもてなしの心から生まれる安心感や清潔感、他では決して体験できないエンターテインメントを得られることが、ディズニー・クルーズラインの最大の魅力です。
文・写真 ● 村上 裕子
Text & Photo by Yuko Murakami
協力=Disney Cruise Line
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